内臓脂肪を解消するとウエストラインが見違える

ウエストがきれいにくびれている20代女性は5%と言われますが、実際は女性全体だと1%くらいしかいないようです。
一般的にきれいなウエストのくびれはXラインになります。
でもほとんどの女性はHラインかAライン、ときにはOラインのウエストなんですね。


さらに多くの女性は下腹部が出て幼児体型に見えたり、骨盤のすぐ上にブヨブヨの脂肪がついたりしていて悩んだりしています。
でも内臓にへばりついた脂肪を取り除いていけばくびれのあるXラインとなります。


ウエストラインを崩す脂肪の層は、妊娠以外の場合は外側からセルライト、皮下脂肪、内臓脂肪の順になっています。
マッサージで脂肪代謝を改善できるのはセルライトですが、上手にマッサージを行えば皮下脂肪まで解消できるようです。
一般的なマッサージでは内臓脂肪までは手が届かないのです。


内臓脂肪がそのままだと、やっとの思いで取り除いた皮下脂肪やセルライトまでもが溜まりだして、リバウンドして太いウエストになってしまいます。
皮下脂肪やセルライトの解消も重要なんですが、内臓脂肪まで解消しなければいけません。
セルライト、皮下脂肪、内臓脂肪全ての脂肪を解消していけば、理想のウエストラインに見違えるほどくびれてすっきりします。

内臓脂肪を減らすには

女性が痩せたいっていう場合、たいていは下半身とウエストに集中しています。
ですが下半身とウエストはもっとも痩せにくい場所で、特にウエストは痩せにくいんですよね。
だからより痩せたい部分になっていくんですけどね。


ウエストはセルライト、皮下脂肪、内臓脂肪の3つの脂肪で太くなります。
もちろん太ももには内臓脂肪はつきません。
ウエストだけが他の場所に比べて、脂肪の塊が多いわけです。


ブラジャーで胸郭が歪んで、お肉が垂れてしまってウエストが太りやすいですし、内臓下垂によってお腹を内側から押し出すのですから、ウエストが痩せにくいのは仕方がないかもしれません。
このようにウエストは細くならないと言われますが、内臓脂肪は皮下脂肪以上にミルミル落とすことができるそうです。

内臓脂肪と皮下脂肪の違い

肥満には良い脂肪と悪い脂肪があって、良い肥満は皮下脂肪型で、悪い肥満は内臓脂肪型と言われます。
これは皮下と内臓と脂肪がたまっている場所だけの問題ではありません。
内臓脂肪はいろいろな病気を引き起こすといった点が目立ちますが、実は皮下脂肪に比べて溜まりやすいのと同時に改善しやすいという特徴があります。


内臓脂肪は分解、合成というサイクルを繰り返して、遊離脂肪酸をどんどん放出してきます。
このときに適度な運動をしていれば、遊離脂肪酸は運動のエネルギー源として使用されるのですが、使用されなければ腸と肝臓をつなぐ血管から肝臓のなかに入っていきます。
肝臓は遊離脂肪酸をもとに、中性脂肪やコレステロールを合成を最小限にして、分解を促していけば内臓脂肪は減少していくのです。
そして遊離脂肪酸を消費しやすい体質へ体を変えることで、皮下脂肪も溜まりにくくなって、ウエストはどんどん細くなっていきます。


皮下脂肪は内臓脂肪に比べて分解は遅いものの、内臓脂肪からの遊離脂肪酸の供給がなければ激増していくことはないのです。
だから内臓脂肪対策を行えば、皮下脂肪も溜まりにくくなってくるのです。

内臓脂肪をつける要素

★きつい下着
★砂糖のとりすぎ
★高脂肪食
★アルコール
★タバコ
★運動不足


これらが組み合わさって、内臓に脂肪をどんどんつけようとするのですが、これらの原因を取り除いてもそれだけでは内臓脂肪はなかなかとれないようです。
脂肪の摂取を極力抑えて体重減を実現できたとしても、それほど皮下脂肪がとれないのと同じです。
内臓脂肪も、きつい下着をやめて胸郭を動かす運動をしても、大好きな甘いものを我慢して味気ない低脂肪食を食べて、お酒やたばこを我慢して、なれない運動で筋肉痛になってもそれほど内臓脂肪は減らないのです。


必死の思いで内臓脂肪をつける要素を減らしても目的を達成しようとすると、ストレスが溜まって爆発することになりかねません。
生活を変えるだけでは、体がなかなか内臓脂肪の分解を促そうとする状態にならないからです。


脂肪をつける要素は少ないほうがよいですが、単に脂肪をつける要素を減らしてしまうと、ホメオスターシンという機能が働いて、内臓脂肪を一手に保つために分解が抑制されることになります。
そこで内臓脂肪の分解を促すために、自分の力で内臓が活発に働いている状態を作り出せば内臓脂肪は取れていきます。
内臓の働きが活発に促されれば、内臓脂肪の分解がどんどん進んで、ウエストはすらりと細くなっていくのですね。

リンパ液の流れを促すと

人の体には、二つの体液を流す経路があります。
血液を流す血管系と、リンパ液を流すリンパ系です。
この二つは大きな違いがあります。


血管系は心臓から送り出されて体の隅々まで行きわたって、そのまま血管の中を通って心臓にもどってくる閉鎖された空間です。
でもリンパ系は送り出す臓器がなくて、末梢からの帰り道しかないのです。
さらに違うことは、液体の中に含まれるものです。
リンパ系はほとんど水分で、赤血球が含まれないのでクリーム色なんだそうです。


血漿タンパク、コレステロール、リン脂質、脂溶性ビタミンのビタミンA・D・E・K、免疫グロブリン、リンパ球、サイロキシン、インシュリン、ヒスタミン、体の細胞が活動してできた代謝物までもが流れています。
だからリンパというのは栄養物とごみが一緒の経路を流れています。
そして最大の違いは血液と違って流れていくうちに濃度が濃くなっていくこと。


リンパ系の重要な働きに血漿タンパクの回収というものがあります。
だからリンパ液は流れていくほど濃くなっていくのです。
でもこの濃くなっていくリンパ液がお腹の中でうまく流れないと、内臓脂肪をつけていくことになるのです。

リンパ液の流れが悪くなると内臓脂肪がつきやすくなる

リンパ液は栄養と老廃物が混在しています。
これが肥満の原因となって、脚がむくむ人は脚が太くなりますし、顔がむくむ人は大きな丸い顔になります。
手の指がむくむ人は結婚指輪が入らなくなったりします。


お腹にはリンパの流れを悪くする要因が3つあります。


お腹には腕や足とは比べ物にならないほど多くのリンパ節があります。
リンパ節の作用は、浄化、濃縮、ろ過ですが、ろ過するときにどうしてもリンパの流れが悪くなります。
そして濃縮作用も内臓脂肪と関係が深くて、リンパ液のタンパク濃度を高めてしまうことがあります。


女性は特にブラジャーとパンツでお腹を挟み込む形で縛り上げていますので、リンパ管を圧迫するのです。
ほとんどの人が自分のウエストと同じくらいにアンダーを締め付けていますから、リンパの流れが悪くならないはずがないです。


お腹を動かす機会が少なくなっているのも問題です。
自分で流れを作り出すことのできないリンパ系は、筋肉を動かす時のミルキングアクションがなければ流れが滞ります。


このようにいろいろな要素が絡み合って、お腹のリンパは滞りやすくなっているのです。
そうなればリンパ液の中の老廃物が代謝を低下させる要因となって、リンパ液にある栄養物がどんどん蓄積されて内臓脂肪がつきます。
そしてより内臓脂肪がリンパ管を圧迫して、リンパの流れを悪くしていきます。
こういった悪循環が始めると、内臓脂肪は加速度的に付いていき、短期間で太鼓腹になっていくのですね。